笑う門には福来る。


by pokka-poka
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安らかに・・・

昨日は知人の告別式に参列しました。

知人・・・正確には次男の主治医のK先生です。

次男は先天性の心臓疾患がありました。
生後2か月の検診でかかりつけの小児科で発見されました。
そこは小さな小児科なので
大きな病院を紹介されました。

再検査の結果
命にかかわるものではないこと。
しかし、5歳くらいまでには手術が必要になることを言われました。

1歳になるまでに何度も入院し
その要因が心疾患なので早めに手術をしましょう。
ということになり
1歳4か月の時に手術をしました。

その時の主治医の先生がK先生でした。

手術の2週間ほど前。
私の祖父が亡くなり実家に行っていました。
しかし、次男は喘息の発作を起こし
チアノーゼが出るほど呼吸困難になりました。
地元の病院からかかりつけの病院へ救急搬送となりました。

その時、救急センターの入り口でK先生が仁王立ちで待っていました。

「なぜ、F市になんか行っていたんですか!」
手術を控えていての発作に先生は怒っていました。
私自身もわざとそうした訳ではないので
悔しいやら悲しいやら・・・

でも、K先生は純粋に息子を心配していたんです。

苦しむのは息子ですから・・・

手術も緊急ということで日程を無理やり組んでくれていたのでした。

そんなほろ苦いエピソードも思い出されました。

手術の後は定期健診のみ。
1か月毎が半年ごとになり1年ごとになり
現在は学校を卒業の年にだけ行っています。

最後に会ったのは昨年。
ちょっと太った次男に
「次に来る時はもう少し痩せようね(笑)」と言って
おなかをぷにぷに押して笑っていました。
もうお会いすることはできません。

1年前に血便があったこと。
しかし、忙しさにかまけて受診しなかったこと。
直腸ガンが見つかった時には手遅れだったことなど
告別式で奥様がおっしゃっていました。

弔辞の中にはやはり患者だったという青年がいました。
彼は笙の奏者となり
コンサートの時には必ず先生が来ていたそうです。

彼が演奏した「アメージンググレイス」

心に深く響きました。

一緒に行った次男は
最初から最後まで泣いていました。

「俺、次は誰に診察してもらえばいいんだろう・・・」

K先生。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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by pokka-poka | 2011-06-22 13:37 | ひとり言